第1部 平成29年度(2017年度)の小規模事業者の動向 

2 主要業種ごとの社会経済環境の変化から受ける影響

〔1〕地域の人口の減少や人口構造の変化による影響(主要業種別)

第1-2-13図は、地域の人口の減少や人口構造の変化による影響について見たものである。いずれの主要業種についても「地域の人口の減少や人口構造の変化」はマイナスに働くとする割合が高い。特に「小売業」と「宿泊業・飲食サービス業」がマイナスに働くとしている割合が高く、第1-2-12図において「売上低下・売上高の伸び悩み」が最も課題となっている理由の一つであると推察される。

第1-2-13図 地域の人口の減少や人口構造の変化による影響(主要業種別)
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〔2〕顧客ニーズの多様化による影響(主要業種別)

第1-2-14図は、顧客ニーズの多様化による影響について見たものである。「建設業」や「製造業」は顧客ニーズの多様化がプラスに働くとしている割合が高いが、他方「小売業」はマイナスに働くとしている割合が高い。「小売業」は、小さな店舗では十分な品揃えを用意できず、大型店の進出やEC販売の増加に影響を受けていると推察される。

第1-2-14図 顧客ニーズの多様化による影響(主要業種別)
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〔3〕クラウドやIoT等、様々な情報化技術の急速な普及が与える影響(主要業種別)

第1-2-15図は、クラウドやIoT等、様々な情報化技術の急速な普及が与える影響について見たものである。「製造業」と「宿泊業・飲食サービス業」は、比較的「クラウドやIoT等、様々な情報化技術の急速な普及」がプラスに働くとする割合が高い。情報化技術を活用して付加価値を向上できるイメージを持っている事業者が一定数いると推察できる。

第1-2-15図 クラウドやIoT等、様々な情報化技術の急速な普及が与える影響(主要業種別)
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