トップページ 白書・統計情報 小規模企業白書 2021年版 小規模企業白書(HTML版) 2021年版 小規模企業白書の概要

2021年版 小規模企業白書の概要

第1部では、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた中小企業・小規模事業者の動向に関する分析に加え、中小企業・小規模事業者の労働生産性、開廃業の状況などについて分析を行う。

第2部では、感染症による消費者の意識・行動の変化、小規模事業者の対応について分析する。加えて、経営環境の変化に強い小規模事業者の特徴や商工会・商工会議所の取組などについても分析する。

※小規模企業白書が対象とする「小規模企業」とは、小規模企業振興基本法(第2条第1項)に定義された、おおむね常時使用する従業員の数が20人以下(商業又はサービス業は5人以下)の事業者のことである。なお、本白書の本文中では、「小規模企業」に、会社のみならず、個人事業者も含まれることを分かりやすく記すため、「小規模企業」のことを「小規模事業者」としている。

第1部 令和2年度(2020年度)の小規模事業者の動向

中小企業・小規模事業者の動向

新型コロナウイルス感染症が中小企業・小規模事業者に与えた影響について分析するとともに、雇用の動向や企業間取引の状況などを示す。

中小企業・小規模事業者の実態

我が国の企業数の99.7%を占める中小企業・小規模事業者の多様性を示すとともに、主要な論点である労働生産性や開廃業の状況などを示す。

中小企業・小規模事業者政策の方向性

中小企業・小規模事業者の多様性を踏まえ、目指す役割や機能によって四つの類型に分類し、それぞれの特徴に合わせた支援策の方向性などを示す。

第2部 消費者の意識変化と小規模事業者の底力

小規模事業者を取り巻く環境の変化と対応

感染症により自宅周辺での消費が増加するなど消費者の意識・行動の変化や、オンラインツールの活用などにより新たな需要を獲得する小規模事業者が存在することなどを示す。

経営環境の変化に強い小規模事業者の特徴

日頃から地域とのつながりを大事にしていることにより感染症流行下においても売上げを維持している小規模事業者が存在することや、SDGsへの取組が小規模事業者の持続的な発展にとって重要であることなどを示す。

感染症流行下の商工会・商工会議所の取組と小規模事業者支援

感染症流行下において、小規模事業者による商工会・商工会議所の利用頻度が増加したこと、商工会・商工会議所が事業環境の変化に合わせた効果的な支援を実施したことなどを示す。