中小企業再生支援協議会の活動状況について
平成20年11月5日
経済産業省 中小企業庁
中小企業再生支援協議会の活動状況について
- このたび、中小企業再生支援協議会の平成20年度第2四半期(平成20年7月~9月)の活動状況を取りまとめました。
- 今期の窓口相談企業数は、799 社でした。第1四半期(平成20年4月~6月)と同じく、前年同期に比べておよそ1割増となっています。
- 今期の再生計画策定支援完了数は、78 社でした。前年同期とほぼ同数となっています。 この結果、3,628名の雇用確保効果がありました。企業の特徴として、業種では建設業が増加していること、及び、規模別では小規模企業が増加しています。
- 平成15年2月の発足以来の累計では、15,741 社からの窓口相談に応じ、1,906社について再生計画策定支援を完了し、118,604 名の雇用を確保しました。
- これまでの協議会の活動状況(累計)
- 平成20年度第2四半期の窓口相談活動状況
- 平成20年度第2四半期の再生計画の策定・支援状況
平成15年2 月の協議会設立以降、平成20年9月末までの窓口相談企業数は、 累計で15,741 社となっています。このうち、金融機関との調整を含む抜本的な 対策が必要な1,906 社について再生計画の策定支援(以下「二次対応」といいます。)が完了しています。 その結果、118,604 名の雇用が確保されました。また、420 社については引き続き計画策定支援中となっています。
新規の窓口相談(以下「一次対応」といいます。)の数は前年同期と比べほぼ1割増となっています。
◆一次対応の状況 (合計768社/前年同期696社)
・二次対応へ移行・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 社
・再生計画策定支援候補として相談を継続・・・・・232 社
・企業の課題解決のための具体的な方策を提示・・・361 社
・再生可能性が低く協議会での対応が困難・・・・・ 12 社
・その他(関連制度の紹介・提示等)・・・・・・・173 社
再生計画策定支援(二次対応)を完了した企業数は、前年同期と比べほぼ同数となっています。 また、再生計画策定支援中の企業数についてもほぼ同数、今期新規に策定支援を開始したものは増加しています。 さらに、現状の経営環境を踏まえ精緻な事業性の見極めが必要となる案件が増加傾向にあり、 計画策定に入る前に事前調査を行っているものが 72 社あります。
◆再生計画の策定・支援の状況
・再生計画策定支援を完了・・・・・・・・・・・ 78 社(前年同期 74 社)
・再生計画策定支援中・・・・・・・・・・・・・420 社(前年同期414 社)
(うち、今期新たに再生計画の策定支援を開始・・143 社(前年同期 88 社))
・再生計画策定事前調査中・・・・・・・・・・・ 72 社
※「再生計画策定事前調査中」とは、再生計画策定支援を行うことが適当であるか判断する場合や、 再生計画策定支援に移行する前に事業面での問題分析・支援を行うことをいいます。
(参考資料)中小企業再生支援協議会の活動状況について(PDF/922KB)
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