中小企業再生支援協議会の活動状況について
平成19年9月28日
経済産業省 中小企業庁
- 中小企業再生支援協議会は、平成15年2月の設置以降、平成19年度第1四半期までの 間、12,139社からの窓口相談に応じ、1,892社の再生計画の策定を支援。1,492社の再生 計画策定支援を完了し、95,692名の雇用を確保。引き続き、400社については、再生計画 策定完了に向け、関係者と調整中。
- 平成19年度第1四半期(H19.4月~6月、3ヶ月間)の新規窓口相談企業は696社。
- 今期、再生計画策定支援を新たに開始した企業は99社、再生計画の策定支援を完了した企業数は113社。
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これまでの協議会の活動状況(累計)(別紙1、別紙2参照)
平成15年2月の協議会設立以降、平成19年6月末までの窓口相談企業数は、累計で12,139社となっています。このうち、金融機関との調整を含む抜本的な対策が必要な1,492社について再生計画の策定支援が完了しています。その結果、95,692名の雇用が確保されました。また、400社については引き続き計画策定支援中で、再生計画の策定が完了又は支援中の企業は累計で1,892社となっています。
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平成19年度第1四半期(H19.4月~6月の3ヶ月間)の窓口相談活動状況(
別紙3
参照)
新規の窓口相談(一次対応)の数はほぼ前年同期並みとなっています。
◆新規の窓口相談(一次対応)の状況 (合計696社/前年同期700社)- 二次支援へ移行 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 26社
- 再生計画策定支援候補として相談を継続 ・・・・・183社
- 相談段階で企業の課題解決の提示 ・・・・・・・・256社
- 再生可能性が低く協議会での対応が困難 ・・・・・ 47社
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その他(各種中小企業支援制度の紹介・説明等)・・184社
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平成19年度第1四半期(H19.4月~6月の3ヶ月間)の再生計画の策定・支援状況(
別紙4
参照)
再生計画の策定・支援(二次相談)企業数は、若干の減少が見られるものの、件数は一定の状況で推移しています。
◆再生計画の策定・支援(二次対応)の状況- 再生計画策定支援を完了 ・・・・・・・・・・・・113社(前年同期130社)
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再生計画策定支援中 ・・・・・・・・・・・・・・400社(前年同期446社)
(うち、今期新たに再生計画の策定支援を開始・・・ 99社(前年同期102社))
今期、各地の信用保証協会と連携しながら取り組んできた案件では、求償権放棄2件(累計10件)、求償権消滅保証3件(同14件)が実現しています。
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再生計画策定完了案件の事例紹介
今期再生計画の策定が完了した113件のうち主な事例は次のとおりです。- 投資ファンド活用による事業再生1406号
- サービサー関与による事業再生1407号
- スポンサーと公的ファンドの協調による事業再生1428号
- 小規模事業者のRCC卒業支援1444号
- 民間企業による温泉旅館の再生1470号
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