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上手に使おう中小企業税制 50問50答

欠損金の繰越し・繰戻還付

青色申告書を提出している法人は、欠損金の繰越制度と欠損金の繰戻還付制度とのいずれかを選択適用することができます。
(注)欠損金とは、各事業年度の所得金額の計算上、その事業年度の損金の額が益金の額を超える場合の、その超える部分の金額をいいます。
問5

「欠損金の繰越制度」って、何ですか?

答え
「欠損金の繰越制度」とは、欠損金が生じたとき、その欠損金額を一定の条件のもとに、以後の事業年度で生ずる所得から控除できる制度です。
制度の要件
(1)青色申告書を提出していること。
(2)繰越しできる期間は、翌事業年度以後7年間。
(3)欠損金の控除は、翌事業年度以後から順次行うこと。
(4)対象となる欠損金は、平成13年4月1日以後に開始した事業年度に発生した欠損金から順次適用される。
欠損金の繰越期間
具体例
A社は青色申告書を提出している中小企業です。当期に欠損金が1,000万円生じました。
翌期以降の課税所得は、それぞれ50万円、100万円、150万円、150万円、200万円、200万円、200万円となると仮定します。
以上の前提条件で、欠損金の繰越制度を図解すると次のようになります。