トップページ財務サポート税制「上手に使おう!中小企業税制」45問45答

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Q31 相続税・贈与税について教えて下さい。

A . 相続税・贈与税は次のような仕組みになっています。

●相続税の概要
相続税とは、死亡した人(被相続人)が持っていた全部の財産を、一定の親族(相続人)が受け継ぐときにかかる税金です。
相続税概要
基礎控除額(5,000万円+[1,000万円×法定相続人の数])までの相続財産には、相続税がかかりませんし、申告も不要です。

●相続税の税率表
法定相続分に応ずる取得金額 税率 控除額
1,000万円 以下の金額 10%
3,000万円 以下の金額 15% 50万円
5,000万円 以下の金額 20% 200万円
   1億円 以下の金額 30% 700万円
   3億円 以下の金額 40% 1,700万円
   3億円 超  の金額 50% 4,700万円

【計算例】
Q. 相続財産1億円を、法定相続人である子供(成人)2人で相続する場合の相続税はいくらですか?
A. 次のようになります。
(課税価格)1億円−(5,000万円+1,000万円×2)=3,000万円
(法定相続分による各取得金額)3,000万円× 1 =1,500万円
2
(1人分の相続税額)1,500万円×15%−50万円=175万円
(相続税額)175万円×2人=350万円

●贈与税の概要
贈与税とは、生前に無償で財産を取得した場合にその取得した財産にかかる税金です。
贈与税概要
暦年課税制度
基礎控除額(年間110万円)までの贈与財産には、贈与税がかかりませんし、申告も不要です。
相続時精算課税制度については、Q32以降を参照して下さい。

●贈与税の税率表
基礎控除後の課税価格 税率 控除額
 200万円 以下の金額 10%
 300万円 以下の金額 15% 10万円
 400万円 以下の金額 20% 25万円
 600万円 以下の金額 30% 65万円
1,000万円 以下の金額 40% 125万円
1,000万円 超 の金額 50% 225万円
(注)この贈与税率は暦年課税の場合の税率です。
【計算例】
●現金1,000万円の贈与を受けた場合の贈与税を計算してみましょう。
(1,000万円−110万円)× 40%−125万円=231万円

         
序.財務基盤強化のために
押さえておきたいツボ
I、同族会社の留保金
課税の停止措置
II、欠損金の繰越し
・繰戻還付
III、中小企業投資促進税制と
中小企業等基盤強化税制
IV、IT投資促進税制
 
     
V、少額減価償却資産の特例
 
VI、試験研究税制
 
VII、事業承継に関する税制
 
VIII、その他の税制
  

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