トップページ財務サポート事業継承「事業承継ガイドライン 20問20答」

事業承継ガイドライン 20問20答

5M&A

質問15M&Aを成功させるためのポイントを教えてください。

答え15M&Aを成功させるためのポイントは次のとおりです。その中でも特に会社の 実力の「磨きあげ」が重要です。

●M&A成功のためのポイント

  1. 準備段階で秘密を関係者(役員・従業員・取引先等)に漏らさない。
  2. 専門的なノウハウを有する仲介機関(取引先金融機関、税理士、公認会計士、弁護士、商工会議所・商工会、M&A業者等)に相談する。
  3. 事業承継の条件、売却金額の希望等を早い段階で仲介機関に伝える。
  4. デューディリジェンスの際に、交渉相手に対して自社の都合の悪いことでも隠し事をしない。
  5. M&A後の会社の環境整備に気を配る。
  6. 会社の実力の「磨きあげ」を行う。

●会社の実力の「磨きあげ」のポイント

実際に相手先との交渉に入る前に、次のような項目に特に注意して、会社の実力の「磨きあげ」を行っておくことが重要です。

  1. 業績の改善・伸長、無駄な経費支出の削減
  2. 貸借対照表のスリム化(事業に必要のない資産の処分等)
  3. セールスポイントとなる会社の「強み」を作ること
  4. 計画的に役職員への業務の権限委譲を進めること
  5. オーナーと企業との線引きの明確化(資産の賃借、ゴルフ会員権、自家用車、交際費等)
  6. 各種社内マニュアル・規程類の整備
  7. 株主の事前整理

会社の実力の「磨きあげ」がM&Aの成功に結びついたケース

H:
Z社の創業者。日頃の過労がたたり大病を患って入院し、これまでの仕事漬けの生活を反省し、会社の売却を決断。

●Hは、会社所有のゴルフ会員権、自家用車の買取り、無駄な経費の見直し等、会社の実力の「磨きあげ」に関して様々な努力を実施。

● 「磨きあげ」の効果もあり、売却先はすぐに見つかった。極めて短期間で売却交渉が成立した上、相手先から懇願されて一定期間顧問として残ることになり、売却後もHは充実した生活を続けることができた。

ポイント

  • 無駄な経費支出の削減、オーナーと企業との線引きの明確化等、会社の実力の「磨きあげ」が好条件でのM&Aの成功に結びついた事例。