日本公認会計士協会と経済産業省/中小企業庁の共催シンポジウムを開催します
令和6年1月19日
日本公認会計士協会と経済産業省/中小企業庁は、中小企業の成長を促進するべく、M&Aや会計、資金調達等をテーマにしたシンポジウムを2024年1月25日に開催します。 |
1.概要
地域活性化や雇用の創出など我が国の諸課題の解決のため、中小企業の成長が重要です。本シンポジウムでは中小企業が現状を超えて成長し、いわゆる「中堅企業」への脱皮を果たすために何が必要なのか、M&A、PMI(M&A成立後に行われる統合)と会計の重要性に焦点を当てて考えていきます。
2.日時・場所
- 日時
- 2024年1月25日(木)13:00~17:10
- 場所
- 公認会計士会館 ホール1(東京都千代田区九段南4-4-1)
3.プログラム
基調講演
松中 学(名古屋大学大学院 教授)
- 概要
- 中小企業においても成長が重要な課題であると認識されるようになり、様々な施策にも成長という観点が加わっています。エクイティファイナンスやM&Aも成長のための手段の一つであり、近時の施策はこれらに伴う障害や不安を取り除こうとしています。この報告では、中小企業にとっての成長の意義と課題、上述の関連する政策について概観し、今後の方向性を検討します。
パネルディスカッション
- 概要
- 有機的な成長だけでは限界があるとき、M&Aは更なる成長のための一つの有効な手段であるにも関わらず、M&Aに踏み出せない中小企業経営者の方は少なくないと思われます。経営者にM&Aを選択肢の一つとして考えていただき、それを成功に導くためには何がポイントなのか、様々な立場の関係者によるパネルディスカッションを通し、M&Aを支える会計の正しさの重要性や、PMI(M&A成立後に行われる統合作業)などを紹介します。
- 登壇者
-
松中 学 (名古屋大学大学院 教授)
村田 裕之 (磐栄ホールディングス株式会社 代表取締役、公認会計士)
山下 大輔 (中小企業庁事業環境部財務課)
トークセッション
- 概要
- 中小企業庁が実施した「中小企業の成長経営の実現に向けた研究会」の議論を踏まえ、飛躍的成長を遂げた企業に関する分析の結果等を、中小企業の成長の重要性や地域経済への効果等を示しながらご紹介します。ゲストとしてファンド運営者を迎え、成長に向けた取組に対するファイナンス支援事例をご紹介し、また、新規事業への参入やM&Aによる拡大等の多様な成長パターンにおいて活用が有効と考えられる国の施策やファンドにおけるファイナンス支援の取組等、多岐にわたるトークセッションを実施します。
- 登壇者
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徳永 康雄 (WMパートナーズ株式会社 代表取締役社長、ファンド運営者)
米倉 聡明 氏(中小企業庁事業環境部企画課)
吉原 圭祐 氏(中小企業庁事業環境部財務課)
4.申し込み
5.お問い合わせ
日本公認会計士協会・経済産業省/中小企業庁共催シンポジウム
事務局 Mail: sme-support@sec.jicpa.or.jp
(本発表のお問い合わせ先) 中小企業庁事業環境部財務課長 木村 電話:03-3501-1511(内線 5281) |