商店街へのAED(自動体外式除細動器)の整備支援について
平成19年3月26日
経済産業省
中小企業庁
商店街の救急救命能力を向上させ、来街者・地域住民にとって安全・安心な商店街を実現するため、少子高齢化等対応中小商業活性化支援事業を活用し、AEDを整備する取り組みを支援します。
なお、整備した商店街においては組合員に対し定期的に救命講習を実施し、技能の向上を図ることとします。
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現在わが国の商店街は、地域の多くの人が集まる地域コミュニティの場であると同時に、少子高齢化が進展し、その対応が求められている状況にあります。
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しかし、現時点では、AEDの整備が十分にはなされていないことから、整備に対する補助の要望がこれまでも寄せられていたところですが、単体の商店街では補助金下限額等の制度上の問題から対応が困難でした。
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そこで、経済産業省では、全国商店街振興組合連合会と協力することにより、AEDを商店街に整備することにより、商店街への来街者と地域住民の皆様の安心・安全の向上を図ることを目指します。
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具体的には、平成19年度少子高齢化等対応中小商業活性化事業の公募の際に、各都道府県の商店街振興組合連合会が都道府県単位で商店街を取りまとめて応募していただき、その事業費の2分の1に補助を行うこととします。
なお、整備した商店街においては組合員に対し定期的に救命講習を実施し、技能の向上を図ることとします。
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早ければ平成19年8月頃から順次全国の商店街へ整備され、5年程度を目処に全国の商店街への整備を目指します。
【担当】 |