平成19年度において講じた中小企業施策 

第12章 中小企業の国際化対策

 中小企業庁では、「グローバル経済成長戦略」において、「中小企業の国際展開のための環境整備」を図っていくことを唱っており、海外展開情報の提供、人材確保・育成、資金面の充実を通じ、中小企業の海外展開を支援した。
 また、進出先国の法制度の未整備や規制の運用が不透明であることは、現地中小企業の円滑な経済活動の推進に支障をきたしており、我が国中小企業の海外における事業環境の整備を促進する観点から、我が国の中小企業施策等について紹介する等その運用改善に向けた協力を行った。

1.輸出支援事業
 中小企業による海外市場への販路開拓を促進するため、海外見本市・展示会への出展支援や海外有望企業とのマッチング・商談支援、輸出有望商品の発掘等の輸出支援事業、原産地証明に関する手続等に関する情報提供、個別相談を実施した。また、「JAPANブランド」の実現を目指し、市場調査、ブランド戦略づくり、新商品開発等の取組を行うプロジェクトについて、総合的に支援した。

2.海外展開の円滑化
 情報提供(海外展開ノウハウ等、海外情報等)、セミナー開催、アドバイス事業、現地調査等を実施した。また、研修事業、専門家派遣事業を通じ、現地日系企業の生産性、品質向上を担う技術者の育成、マネジメント(管理職)人材の育成等を推進した。

3.国際協力
 国際会議や2ヶ国間政策対話を通じて、相手国政府と一体となって、我が国中小企業が展開しやすい現地でのビジネス環境整備を推進すべく、中小企業の事業環境整備等についての意見交換を行った。

4.中小企業グローバル展開ファンド
 「がんばれ!中小企業ファンド」の中に、海外進出を資本面から支援する「中小企業グローバル展開ファンド」を創設した。

5.海外事業展開支援保証制度
 中小企業者の海外における事業資金調達を円滑化し、海外事業展開を支援するため、中小企業者が海外子会社への融資についてのスタンドバイ信用状の発行を銀行等に依頼するにあたって負う債務に関する信用保証の特例を創設した。

 第12章 中小企業の国際化対策

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