平成19年度において講じた中小企業施策 

第3章 中小商業対策

第1節 中小小売商業対策

 我が国経済の成熟化や急速な少子高齢化の進展による人口構成の変化等により、我が国の消費環境が大きく変化する中、新たな需要創造を図るサービス業への進出や中小卸・流通業との連携による競争力強化等に意欲的に取り組む商店街、中小小売商業者に対する支援を行った。また、「中心市街地活性化法」等に基づき、中心市街地活性化協議会を中核とした中小小売商業者等の意欲的な取組に対して重点的な支援を行い、中心市街地の活性化を促進した。

1.少子高齢化等対応中小商業活性化事業
 全国の中小小売商業者が行う、少子高齢化、安全・安心等の全国的課題に対応する取組に対して、国が直接支援することで、商店街等ににぎわいを創出しその活性化を図った。(継続)(予算額2,972百万円)

2.商業活性化アドバイザー派遣事業
 中小小売商業の活性化のため、商業活性化に関する各分野の専門家を派遣した。また、商店街振興組合等の事務局機能を強化するため、企画、マネジメント、財務、労務、税務等の専門家を派遣した。(継続)(中小機構運営費交付金の内数)

3.商店街振興組合の活動支援事業
 全国商店街振興組合連合会が行う、商店街振興組合や商店街振興組合連合会の事業の円滑な運営を図るための指導や情報提供等に対して支援した。(継続)(予算額35百万円)

4.戦略的中心市街地中小商業等活性化支援事業
 コンパクトでにぎわいあふれるまちづくりを実現するため、中心市街地活性化法に基づき、商店街・商業者等が地権者などの幅広い関係者の参画を得て実施する商業活性化事業や、中心市街地活性化協議会の運営等に対して「選択と集中」の観点から重点的な支援を行った。(継続)(予算額6,300百万円の内数)

5.中心市街地商業活性化診断・サポート事業
 (独)中小企業基盤整備機構が有する専門的ノウハウを活かして、中心市街地における商店街・商業者による商業活性化事業を支援するための診断・アドバイスを行った。(継続)(中小機構運営費交付金の内数)

6.中心市街地商業活性化アドバイザー派遣事業
 中心市街地活性化協議会の協議を経て取り組まれる、商店街・商業者による商業活性化事業を支援するため、中小機構に登録されたアドバイザーを派遣した。(継続)(中小機構運営費交付金の内数)

7.中心市街地活性化支援等委託事業
 タウンマネジメント活動を一層促進するため、各地域における商店街活性化の手法や先進取組事例等に関する情報提供・分析やシンポジウム等の開催により、中心市街地活性化策等についての普及啓発を図った。(継続)(予算額95百万円)
 近年の物流構造の変化、環境負荷低減への取組等を背景として、物流コスト削減が極めて重要な課題となっている。このため、「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律」に基づく支援策を始めとして、物流効率化への取組に対し、総合的な支援策を講じた。

第2節 中小物流効率化対策

1.物流効率化専門指導員派遣事業
 中小機構において、中小流通業が物流効率化の検討に際し適切なアドバイスのできる専門家を登録し、企業からの要請により問題解決に最適な専門家を派遣した。(継続)(予算額10百万円)

2.物流効率化推進事業
 組合等が行う共同物流システムの構築等係る調査研究等に対し補助した。また、これまでの成果を他の事業者に普及させるための実証実験についても補助した。(継続)(予算額121百万円)

3.物流効率化セミナー等開催事業
 中小流通業者の物流の効率化にあたっての各種課題解決に役立つ、事例等を基にしたセミナー、講習会を全国各地で開催した。(継続)(予算額38百万円)

 第3章 中小商業対策

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