第2部 中小企業の生産性の向上に向けて 

第4章 中小企業のグローバル化への対応

 第1章では、労働生産性の水準が高い企業は低い企業に比べて売上高に占める輸出額の比率が高いというデータを示し、中小企業が輸出に取り組むことが中小企業の労働生産性を向上させる可能性を指摘した。そこで、本章では、中小企業が輸出に取り組んだ場合だけでなく、海外諸国に工場や事業所を立地し、事業活動を展開した場合に、中小企業の労働生産性の向上に寄与するのか、そして、その際に中小企業は国内生産を縮小しているのか、といった点について、アンケート調査をもとに実態の解明を試みることとする。
 また、近年、卸売業等の非製造業に属する中小企業による海外での事業展開が急速に増加している現状を示すとともに、経済成長が著しい中国、インド、ベトナムにおける中小企業の海外展開の動向や課題についても併せて分析を行う。

 第4章 中小企業のグローバル化への対応

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