5 常用雇用者の有無
そのほかの小規模事業者の特徴として、常用雇用者がいない事業者が多いことが挙げられる。第1-1-28図は小規模事業者約325.2万者における常用雇用者の有無について示したものである。これを見ると小規模事業者約325.2万者のうち、常用雇用者がいない小規模事業者は約143.9万者であり小規模事業者の44.2%を占めている。これを、個人事業者と法人別に示したものが第1-1-29図である。
これを見ると、個人事業者約197.3万者のうち、常用雇用者がいない個人事業者は約113.1万者であり、個人事業者の57.3%を占めている。また、法人については約127.9万者のうち、常用雇用者がいない法人は約30.8万者であり24.1%を占めている。個人事業者については常用雇用者のいない事業者が過半数を超えており、規模の小ささが際立つ。