第3部 中小企業・小規模事業者が担う我が国の未来 

2. 今後目指す市場(販売先、取引先)に基づく小規模事業者の類型化

次に、小規模事業者を、今後目指す市場によってさらに二つに類型化していく。具体的には、同一市区町村、隣接市区町村、同一都道府県を今後目指す市場とする「地域需要志向型」と隣接都道府県、全国、海外を今後目指す市場とする「広域需要志向型」に分ける。

第3-1-16図は、小規模事業者を組織形態別に「地域需要志向型」と「広域需要志向型」に分けたものである。これを見ると、組織化が進展するほど「広域需要志向型」の割合が増加していくことが分かる。

第3-1-16図 小規模事業者の今後目指す市場に基づく類型化
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また、第3-1-17図は、小企業者を組織形態別に「地域需要志向型」と「広域需要志向型」に分けたものである。小規模事業者に比べて、「地域需要志向型」の割合が多いことが分かる。また、組織化が進展しても「広域需要志向型」の割合はそこまで増えないことが分かる。これは、5人以下という小企業者の人的体制の脆弱性がその原因と推察される。

第3-1-17図 小企業者の今後目指す市場に基づく類型化
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