5. 倒産
次に、倒産件数の推移を見ていく(第1-1-23図)。2008年のリーマン・ショック後に大幅に増加した中小企業・小規模事業者の倒産件数は、2009年後半から2010年前半にかけて、前年同月比で大幅なマイナスで推移した。その後も、おおむね、前年同月比マイナス傾向で推移しており、中小企業・小規模事業者の倒産件数は、着実に減少してきている。また、足下の2013年12月の倒産件数は749件となっており、これは過去を遡ると、1991年3月の772件と同水準であり、22年9か月ぶりの低水準となっている。