2019年版 小規模企業白書の概要 

2019年版 小規模企業白書の概要

第1部では、最近の小規模事業者の動向について分析する。

第2部では、経営者の高齢化を踏まえ、引退する経営者や、フリーランスや副業として新たに経営者になる者について、その現状や課題などについて分析を行う。

第3部では、リスク把握や損害保険加入などの小規模事業者の災害対策を扱う。


※小規模企業白書が対象とする「小規模企業」とは、小規模企業振興基本法(第2条第1項)に定義された、おおむね常時使用する従業員の数が20人以下(商業又はサービス業は5人以下)の事業者のことである。なお、本白書の本文中では、「小規模企業」に、会社のみならず、個人事業者も含まれることをわかりやすく記すため、「小規模企業」のことを「小規模事業者」としている。

第1部 平成30年度(2018年度)の小規模事業者の動向

●小規模事業者の動向

我が国経済は緩やかな回復基調にあり、これに伴い、小規模事業者の経常利益も緩やかに増加する傾向にあるなど、改善傾向にある小規模事業者の景況などを分析する。

●小規模事業者の構造分析

小規模事業者の企業数の増減や、それに伴う従業者数及び付加価値の従業者数を分析する。足下の4年間で、存続している企業が付加価値を伸ばすことで、廃業した企業による減少分を上回って、全体で見ると成長していることなどを示す。

第2部 経営者の世代交代と多様な起業

●個人事業者の事業承継

事業承継や、廃業に伴う経営資源の引継ぎについて、引退する経営者に着目して分析する。特に、個人事業者にとっての事業承継に際しての課題について、個人事業者と小規模法人の比較を通じて明らかにする。

●フリーランス・副業による起業

フリーランスや副業として起業する際の利点や課題について分析する。一般的な形態で起業する場合と比較して、開業費用が低いことや、フリーランスとして起業して従業員を雇用するに至る者や、副業として始めて本業に移行する者が、一定数存在することを明らかにする。

第3部 小規模事業者の防災・減災対策

近年多発している自然災害における小規模事業者の被災や復旧の状況を分析し、災害に関するリスク把握や損害保険加入を含む事前対策の進捗、実施に当たっての課題などについて示す。

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