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商業部会(第6回) 議事概要


  1. 日時:平成21年1月30日(金)15:00-16:30
  2. 場所:経済産業省 別館9階940会議室
  3. 出席委員:石原部会長、泉田委員、上原委員、荻堂委員、黒田委員、西川委員、野坂委員、原委員、前田委員、宮下委員、渡辺委員、高橋部長(岩井委員代理)、岩崎専務理事(坪井委員代理)
  4. 省内出席者:長谷川長官、数井経営支援部長、和田商業課長ほか
  5. 議事概要

「資料3」「資料4」「資料5」に基づき和田商業課長から説明後、自由討議を行った。委員からの主な発言要旨は以下の通り。

  • 「安全・安心な地域づくりに資する防犯・防災面での取組も重要であり」とあるのは、大変望ましい指摘。自主防災組織やいざというときの備えに、商店街のコミュニティ機能が行政と市民との中間組織体として有益な役割を果たしてくれることを期待している。
  • 「地域コミュニティへの貢献」というところで、安全・安心な地域づくりということが入ったのは大変良い。高齢者見守りネットワークの事例を追加するといいのではないか。
  • 商店街の位置づけの明確化には賛成。商店街のこれからのあり方をバランスよく多面的にふれているところは、今回の重要なポイントだと思う。多面的に政策提言をしているだけに、それを実効性のあるものにするためには地方自治体がポイントだということが書いてある。本省と地方自治体の緊密な関係が一番大事だし、自治体に限らず、地方にある商工会議所、商工会等の団体との総合的連携の中で、今回指摘した多面的な支援政策を実行あるものに是非していただきたい。
  • 世界経済は今、100年に1度の経済危機と言われているが、そういう中で商店街を巡る状況もなおさら厳しいということを報告書でもふれた方がいいのではないか。
  • 雇用の問題が非常に注目されているが、地域商業というのも雇用の受け皿として活用の方向があるのではないか。
  • 商店街が地域コミュニティの担い手として、地域住民や行政から大きな期待をされている今日、喫緊の課題を解決するには、商店街マネジメントや、個店の経営力を強化し、地域商業を活性化することが必要不可欠。現在の危機的経済状況を乗り切るためにも、地域コミュニティの担い手としての取組を促進するべく人材面、制度面、資金面での支援の強化をお願いしたい。

  以上  

(問い合わせ先)

中小企業庁 経営支援部 商業課

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