平成17年6月21日
中小企業庁
1.日時:平成17年6月20日(木)10:00~10:45
2.場所:虎ノ門パストラル 新館4階プリムローズ
3.出席委員:清成委員長、村本委員長代理、井上委員、植野委員、木村委員、
坂戸委員(橋本代理)、都村委員、長野委員、向原委員、南条委員、
引馬委員、松島委員、水口委員、吉野委員
オブザーバー:清水 日本銀行金融市場局金融市場分析担当 担当総括・企画役
省内出席者:望月長官、西村次長、橘?金融課長、梁嶋金融課企画官
4.配布資料:
・議事次第
・メンバー表
・信用補完制度のあり方に関する検討小委員会とりまとめ(案)(資料1)
・信用補完制度のあり方に関する検討小委員会とりまとめ(案)に対する意見の概要とそれに対する考え方(資料2)
・信用補完制度に関する参考資料集(資料3)
5.議事概要:
○事務局より「信用補完制度のあり方に関する検討小委員会とりまとめ(案)」、「信用補完制度のあり方に関する検討小委員会とりまとめ(案)に対する意見の概要とそれに対する考え方」について説明
○委員の主な意見
(都村委員:商工会)
・ 料率の弾力化については、一律の基準ではなく、小規模事業者への配慮をお願いしたい。現行の料率を基準とし、優良企業には割引を行うという方式が有り難い。
・ 責任分担については、その結果、審査期間が長期化することの無いようにして欲しい。
(向原委員:全銀協)
・ 良い方向性にまとまっていると考える。制度の利用者というよりも、制度の構成員として、当事者意識を持って制度に関与していきたい。
・ 負担金方式において回収率を反映する等の具体的な制度設計については、今後よく協議をして進めて頂きたい。また、全体として大きな制度変更であり、金融機関に十分な準備期間を頂きたいので、各制度の導入時期については御配慮頂きたい。
(水口委員:中小公庫)
・ 非常によくまとまっている。
・ 金融における中小企業金融の占める重要性は大きく、今後、中小企業金融論を大きなテーマとして掘り下げた研究がなされることを期待する。
(井上委員:リコーリース)
・ ファイナンス会社も、中小企業金融の中で相応の役割を果たす様になってきており、特定の分野を得意とする会社や経営支援等に注力している会社も多い。担い手の多様化については柔軟に検討して頂きたい。
○「信用補完制度のあり方に関する検討小委員会とりまとめ(案)」について中小企業政策審議会基本政策部会に報告することを了承。
以上