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INSME -International Network for SMEs
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2.INSMEの試験的プロジェクト
イタリアン・チュニジアの仲介ネットワーク
国際市場にアプローチするための仲介組織のイタリア−チュニジア・ネットワーク

 市場のグローバリゼーションとさらなる統合、そして急速な技術変化は、チュニジアの企業をますます激化する国際競争にさらしている。この文脈において、競争力の向上を促進する上で技術革新が中心的な重要性を持ち、中小企業の技術革新及び中小企業への技術移転を行う仲介組織は、技術革新プロセスを助長する上で重要な役割を果たすことができる。
 チュニジアの仲介組織のうち、産業部門ごとの技術センター(TC)は、チュニジアの中小企業の競争力を育てる上で必要不可欠な主体であると見なされている。過去数年間の間に、チュニジアの技術センターは、チュニジア政府の主導による構造再編のプロセスを経験し、いくつかの国際的な協力プロジェクトの支援を受けた。こうした活動により、チュニジアの技術センターにとって重要な物質的及び非物質的可能性が生まれた。それでもなお、こうした可能性は、国内市場及び国際市場の両方のニーズを効果的に満たすため、さらに効果的に利用することができる。
 中小企業国際ネットワークパイロット・プロジェクト「ResIT」(「Reseau Italo-Tunisien d'Intermediaires pour Approcher les Marches Internationaux」)は、チュニジア産業エネルギー省(Tunisian Ministry of Industry and Energy)と密接に協力して行い、地中海海盆域内の地域間関係を発展させる見通しで、国際的に専門的かつ市場志向のサービスを提供する技術センターの能力を育てることをその狙いとする。
 ResITには当初、既存の4つの技術センター、すなわちCETTEX (Technical Centre for Textiles(織物技術センター))、CETIME (Technical Centre for Engineering and Electrical Industries(設計及び電気産業技術センター))、CNCC (Technical Centre for Leather and Shoes(皮革及び靴製品技術センター))及びPACKTEK (Technical Centre for Packaging(梱包技術センター))が参加する。
 この全体目標を達成するため、このプロジェクトでは2つの系統による介入を予定している。

  1. 第一に、このプロジェクトに参加している技術センターの国際化を促進するため、近い将来を行うべき行動の政策立案をめぐってチュニジア当局を支援すること。
    こうした要素に基づき、中小企業国際ネットワークは、現地の専門家と協力し、国際レベルで技術的サービスを提供する能力に関するチュニジアの技術センターの現状を査定するための技術的な助言を行う。これと並行して、自国の中小企業がチュニジアの技術センターが提供するサービスから利益を得られる可能性のある北アフリカ諸国の特定のグループ内において、こうしたサービスに対する潜在的な表明されている、もしくは表明されていない需要に関する調査を行った。これに加えて、チュニジアの国際的なイニシアチブに資金を供給するための(たとえば世界銀行、欧州連合などの)国際的な資金とこうした資金を資金提供者から入手できる可能性について調査した。以上の分析の結果は、調査報告書にまとめ、これには技術センターの国際化を支援する方法に関するチュニジア産業エネルギー省への提案を盛り込む。

  2. 第2に、このプロジェクトでは、イタリアとチュニジアとのパートナーシップを発展させる意図で、チュニジアの技術センターを国際化させるためのイニシアチブの実施に具体的に貢献することを目指している。こうした視点から、技術革新を助成しているイタリアの仲介組織とチュニジアの仲介組織との共同イニシアチブの実施を促進するために、この2カ国の仲介組織の最初の合同イベント組織する。これ以外にも、国際的なイニシアチブへの技術センター出身のチュニジアの専門家の参加を支援するため、彼らのデータベースを作成する。

 このパイロット・プロジェクトは、およそ1年間の期間を予定している。
 このイニシアチブでは、中小企業国際ネットワークの中核的な目標に従い、技術革新及び技術移転を促進する仲介組織の比較的小規模な新しいネットワークの実験を行い、これについて評価することを狙いとしている点で、中小企業国際ネットワークのパイロット・プロジェクトを代表している。このプロジェクトには、当初は1カ国に地理的に集中する限られた数の仲介組織のみが参加するものの、後に他の地域で再利用する、若しくは例えばチュニジアの他の仲介組織を参加させるなど、対象範囲を広げて実施できる可能性がある。
 このプロジェクトは、2004年6月3−5日までイスタンブールで行われた第2回OECD中小企業大臣会合の機会に署名されたIPIとチュニジア産業エネルギー省との協力協定に定めた条件に従って実施する。このイベントの写真も入手可能である。

関連文書
 チュニジアの産業及び持続可能な開発−成果及び見通し(161 kb)

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