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平成24年度「中小企業技術革新挑戦支援事業」の採択者が決定しました

平成24年7月27日
中小企業庁


平成24年度中小企業技術革新挑戦支援事業について、公募の結果、以下のとおり16件が採択されましたので、お知らせいたします。


1.制度の概要

本事業は、中小企業者が、自らの有している革新的技術を積極的に活用し、新たな事業につなげていく機会を提供することを目的に、各府省で実施される中小企業向け技術開発※1(研究開発事業や実証研究事業等)の前段階として技術開発課題に関する探索研究・実証実験(F/S)※2を実施するものです。
なお、平成24年度は、本事業の成果を基にして、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部が実施する平成25年度「障害者自立支援機器等開発促進事業」に応募することを前提に、以下の4分野を対象として探索研究・実証実験(F/S)を実施します。

(1)肢体障害者の日常生活支援機器の開発
(2)視覚障害者の日常生活支援機器の開発
(3)聴覚障害者の日常生活支援機器の開発
(4)障害者のコミュニケーションを支援する機器の開発

※1:中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律第2条第9項の規定に基づく特定補助金等。国の技術開発補助金等のうち、中小企業者の参加を拡大していくことが適切であると国が毎年度指定する技術開発補助金等のこと。指定された補助金等の交付を受けた中小企業者は、その成果を利用した事業活動を行う際に各種の支援措置の特例を受けることができます。詳細については、下記URLを御参照ください。
【URL】http://j-net21.smrj.go.jp/expand/sbir/sbir.html

※2:探索研究・実証実験(F/S:フィージビリティ・スタディ)とは、 新製品や新事業に関する実行可能性や実現可能性を検証する作業のこと。具体的には、申請の根拠となる技術の科学的な検証、技術動向調査及び市場調査等による技術的メリットの具体化並びにビジネスプランの作成等を行って、技術開発の実施計画の精査、事業の実現可能性の見通しをつけること。

※3:厚生労働省「障害者自立支援機器等開発促進事業」は、障害者の自立や社会参加を支援するため、障害者のニーズを適切に反映した支援機器や技術開発の促進を図ることを目的とした助成事業。詳しくは下記URLを御参照ください。
【URL】http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/02.html

2.採択結果

本年3月29日から公募が開始された本事業について、外部有識者による第三者委員会での厳正な審査を踏まえて、このたび、採択事業者が決定されました。

3.採択事業者

以下の16事業者です。

(1)肢体障害者の日常生活支援機器の開発
・橋本エンジニアリング
・川村義肢株式会社
・株式会社ユタカ電子製作所
・株式会社岩田鉄工所
・優成サービス株式会社
・東海エコ工業株式会社
・株式会社KOSUGE
・有限会社コマーシャルリソース
・株式会社リハロ
・ADAPTEX株式会社

(2)視覚障害者の日常生活支援機器の開発
・テクノツール株式会社
・株式会社タイムズコーポレイション

(3)聴覚障害者の日常生活支援機器の開発
・株式会社ネオ
・株式会社ソナール

(4)障害者のコミュニケーションを支援する機器の開発
・株式会社サザン音響
・株式会社インサイト

本発表資料のお問い合わせ先

中小企業庁経営支援部創業・技術課長 増田 仁
担当者:井出、竹崎、吉村
電話:03-3501-1511(内線5351)
電話:03-3501-1816(直通)