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平成24年度「中小企業技術革新挑戦支援事業」の事前予告について

平成24年3月6日
中小企業庁



経済産業省中小企業庁では、中小企業者が自らの技術力を活用して新たな事業につなげる機会を増やすための探索研究・実証実験(F/S)事業「中小企業技術革新挑戦支援事業」を実施いたします。
なお、本事業を終了した中小企業者は、その成果を基にして各府省における中小企業向け技術開発に応募していただくことが前提条件となります。

※この事業は、平成24年度予算の国会での成立を前提とするものです。
このため、今後、内容等の変更や公募の中止等がありえますので、あらかじめご了承下さい。


1.事業目的

本事業は、中小企業者が自らが有している革新的技術を積極的に活用して新たな事業につなげていく機会を提供することを目的としています。このため、各府省で実施される中小企業向け技術開発※1(研究開発事業や実証研究事業等)の前段階として各技術開発課題に関する探索研究・実証実験(F/S)※2を実施するものです。

[公募期間]平成24年3月中旬下旬~平成24年4月下旬(予定)
[実施期間]9ヶ月程度
[委 託 額]300万円程度/1件
資格要件など詳しくは公募要領(公募開始日にHPにて公開)に掲載します。

2.平成24年度事業の応募テーマ

平成24年度事業では、本事業の成果を基にして平成25年度の「障害者自立支援機器等開発促進事業」に応募することを前提に、探索研究・実証実験(F/S)を実施していただきます。
従って、平成24年度事業で募集する技術開発課題は、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部が実施する「障害者自立支援機器等開発促進事業」※3における開発対象テーマをふまえ、以下の3分野を対象にする予定です。

(1)肢体障害者の日常生活支援機器の開発
(2)視聴覚障害者の日常生活支援機器の開発
(3)障害者のコミュニケーションを支援する機器の開発


※1:中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律第2条第9項の規定に基づく特定補助金等。国の技術開発補助金等のうち、中小企業者の参加を拡大していくことが適切であると国が毎年度指定する技術開発補助金等のこと。指定された補助金等の交付を受けた中小企業者は、その成果を利用した事業活動を行う際に各種の支援措置の特例を受けることができます。詳細については、下記URLをご参照ください。
【URL】http://j-net21.smrj.go.jp/expand/sbir/sbir.html

※2:探索研究・実証実験(F/S:フィージビリティ・スタディ)とは、 新製品や新事業に関する実行可能性や実現可能性を検証する作業のこと。具体的には、申請の根拠となる技術の科学的な検証、技術動向調査及び市場調査等による技術的メリットの具体化並びにビジネスプランの作成等を行って、技術開発の実施計画の精査、事業の実現可能性の見通しをつけること。

※3:厚生労働省「障害者自立支援機器等開発促進事業」は、障害者の自立や社会参加を支援するため、障害者のニーズを適切に反映した支援機器や技術開発の促進を図ることを目的とした助成事業。詳しくは下記URLを御参照ください。
【URL】http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/dl/jigyougaiyou.pdf


参考:事業スキーム


本発表資料のお問い合わせ先

中小企業庁経営支援部創業・技術課
担当者:小金澤、溝渕、栗原
電話:03-3501-1511(内線5351)
電話:03-3501-1816(直通)
FAX:03-3501-7170


(障害者自立支援機器等開発促進事業のお問い合わせ先)
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課 自立支援振興室
担当者:森、滝澤
電話:03-5253-1111(内線3073)
電話:03-3595-2097(直通)
FAX:03-3503-1237