オンリーワン商品の開発で、新たな分野へ進出
経営革新支援の手引き

1.企業の概要 
 1)会 社 名:株式会社 みそ半

 2)資 本 金:1,000万円

 3)従業員数:20名

 4)業  種:食品卸売業

 5)売 上 高:511百万円

 6)所 在 地:長崎県南高来郡有家町

 7)経営革新のパターン: 新商品の開発又は生産
                  商品の新たな生産又は販売方式の導入


2.既存事業の概要
同社は、島原手延べ素麺を独自ブランドとして販路拡大を行い全国に販売をし、同時に同社開発の特殊製法塩を使った農水産加工品なども販売している。素麺を主体としてきた同社においても近年ギフトでの素麺需要が極端に少なくなり、より付加価値の高い商品開発が急務となってきた。

3.経営革新の具体的内容
現在の乾麺は食すまでには、茹で時間をはかる・水洗いをするなど手間が掛かるのが現状である。しかし、特殊加工冷凍麺は業界初の細物タイプの冷凍麺で、冷凍の塊をお湯で戻し冷水でしめるだけで、手軽に食せ今までの細物にはなかった新たな食感があるのが特徴である。茹で時間を気にせず尚且つ人手を必要としない簡便性の高さまた麺の延びが遅い等の利点から、従来の素麺に比して業務用としての需要を望めるのではないかと考えている。素麺は季節商品であるが、冷凍麺においては通年商品と位置付けしており、色々な食べ方を提案できる商品になりつつある。緑黄色野菜粉末を練り混むことで野菜の栄養素も同時に摂ることができ、この麺であれば和食に限らず洋食・中華などバラエティに富んだ使い方が可能である。販路先として、業務用ルート、小売、産直ギフト、通信販売(インターネット含む。)などを視野に入れている。しかし、新商品をいち早く提供し認知の向上を図ると共に顧客ニーズを探るためには、情報発信地である東京に直営のパイロットショップを持つことが必要になる。今回の冷凍麺は既存事業から波及したものでありながら、他社にはないオンリーワン商品を生み出すことで新たな分野への足がかりを築き、これにより大幅な売上の伸びと利益率の向上を図り、経営戦略の革新を目指すものである。

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業種別・目次
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