独自の研究による加工食肉の製造、販売
経営革新支援の手引き

1.企業の概要
 1)会 社 名:片山畜産食肉株式会社

 2)資 本 金:24,000千円

 3)従業員数:48人

 4)業  種:食肉加工卸売業

 5)売 上 高:1,075百万円

 6)所 在 地:佐賀県藤津郡太良町

 7)経営革新のパターン:商品の新たな生産又は販売方式の導入


2.既存事業の概要
昭和48年に設立し、精肉カット製品等の関連商品卸売業を主体としてきた。精肉カット製品の卸売業は収益性に乏しく、また競合する企業も多いため、経営を安定させるため、精肉加工技術についての独自の研究に積極的に取り組み、平成5年にはスライス肉について、また、平成7年にはミンチ肉についての加工技法において特許を取得。従来の精肉カット製品に加え、これらの新しい加工技法による加工食肉製品の販売にも取り組みたい。

3.経営革新の具体的内容
独自の研究(IQF(個別・急速・冷凍)加工技法)により開発した 加工肉は、急速冷凍保存しても相互の肉片が結着することがなく、冷凍製品であるにも拘わらず調理段階で解凍作業が不要であり、さらに高温で加熱処理を行っても崩れることがない。また、他にも、独自の研究(結着加工)による加工肉は、取引先の希望価格、肉の種類・味等に合わせた原料肉の組み合わせによる肉の加工が可能であり、多様化している取引先の様々な注文に応じた食肉材商品を提案していくことができる。これまでは、食肉問屋やスーパー、食品工場などが主な取引先であったが、この独自の研究により開発した加工肉及びその関連商品は、弁当屋、学校給食、ホテル、レストランなどの多方面にわたる営業展開が期待でき、今後は卸売りに加え小売りも展開していくことにより、さらに顧客を開拓し、あわせて既存の精肉カット製品の売上向上も図っていく。

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