自社開発冷凍システムによる冷凍刺身、冷凍寿司の販路拡大とセントラルキッチン方式による懐石料理店の展開
経営革新支援の手引き

1.企業の概要
 1)会 社 名:(株)エツヒロ

 2)資 本 金:20,000千円

 3)従業員数:55人(パート38人含む)

 4)業  種:食料品製造業

 5)売 上 高:約450,000千円

 6)所 在 地:山口県下関市

 7)経営革新のパターン:商品の新たな生産又は販売方式の導入


2.既存事業の概要
昭和60年設立。当時、山口県では付加価値の低い魚種であった「カワハギ」に着目し、これをふぐ刺しのような薄造りに加工して空輸で東京市場への販売を開始。東京の大手スーパーで「カワハギ」の薄造りの店頭販売が開始され、販売実績は順調に伸びてきた。出荷数量が増加するに従い、従業員数を増やすも、生産が追いつかず、出荷制限をしなければならない状況がしばらく続いた。生産と販売のバランスが崩れ始めた頃に東京都のふぐ条例が改正され、届け出制によりスーパー等でもふぐの販売が可能となったことから、ふぐ商材(ふぐ刺し、ふぐちり)を主力とした販売も開始し、以後、百貨店ギフトの高級商材の供給等も手がけている。

3.経営革新の具体的内容
平成9年に異業種組織として補助金の交付を受け、自動制御による冷凍刺身、冷凍寿司の生産システムと商品の開発を行ったが、冷凍食品という先入観から付加価値を市場から理解されなかった。
しかし、インターネットの利用により大都市圏の高級料亭、ホテル等の新規ルートから当該商品に対する高い評価が得られ、受注も確実に増加傾向となってきたことから、当該商品の生産を拡大し、全国展開を図っていく予定である。また、直売戦略として自社の冷凍技術を最大限に生かすためセントラルキッチン方式による懐石料理店を展開していく予定としている。

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