新製品の開発、販売による新たな需要開拓
経営革新支援の手引き

1.企業の概要
 1)会 社 名:株式会社 マツヤ産業

 2)資 本 金:1,000万円

 3)従業員数:16名

 4)業種:コンクリートブロック製造業

 5)売 上 高:167百万円

 6)所 在 地:長崎県長崎市

 7)経営革新のパターン:新商品の開発又は生産


2.既存事業の概要
同社は長年建築用コンクリートブロックの製造に携わり、JIS(日本工業規格)認定工場として、低コストかつ大量生産方式の導入により、消費者へ安価で高品質の製品を安定供給してきた。しかし、最近の建設不況にあって売上が年々低下し、従来製品のみでは、この傾向に歯止めをかけることが困難となっている。

3.経営革新の具体的内容
新たに廃棄物を混合し、かつ透水性能を持ったコンクリートブロックを開発し売上を回復していきたい。開発の目標を「エコマーク」の取得とする。従来製品が廃棄物の混合割合が20%程度に止まるのに対し、 「エコマーク」製品ではこの割合が50%〜60%となる。廃棄物を従来より大量にリサイクル活用できる。 この新製品は、基本的には既設の設備で生産でき、これまで蓄積してきた生産ノウハウを活かせば、その開発にさほど困難ではないと思われる。同社は、従来、製品の90%を民間業者向けに出荷してきた。新製品は主に自治体向けと考えている。リサイクル品はコスト高となり製品価格も高くなって民間での採用は当初は困難であろう。他方、県内自治体ではリサイクル製品(土木資材)は、価格が同等品の新材よりも高くても積極的に使用する旨の施策が策定されつつある。この施策に添って、当初は自治体への採用を図っていきたい。やがては、民間へも徐々に拡大していきたいと希望している。新製品の開発そして販売によって新たな需要を開拓し、それらを通じて経営革新を図っていくもの。

都道府県別・目次
業種別・目次
経営革新のパターン別・目次