ニット生地における新商品の開発、販売
経営革新支援の手引き

1.企業の概要
 1)会 社 名:大東ニット株式会社

 2)資 本 金:4千5百万円

 3)従業員数:9人

 4)業種:繊維工業

 5)売 上 高:1,274,148千円

 6)所 在 地:和歌山県和歌山市

 7)経営革新のパターン:新商品の開発又は生産


2.既存事業の概要
当社は昭和4年に創業し、以来ニット生地製造を行っている。昭和38年に法人化 (大東合繊メリヤス(株))し、昭和45年に現社名に改名している。ニット生地業界は、海外からの輸入品との競合、価格競争による受注単価の低下、消費需要の低迷等の要因で厳しい状況にあり、当社においても、売上高が減少し収益性が低下している。このため、人員体制の適正化を行う等経営体質の見直しを行うほか、商品の高付加価値化を図り受注請負型(商社依存)から提案型へ転換していくために、平成11年6月より「紀州備長炭の粉末をレーヨン繊維に練り込む」という研究開発を行ってきた。(当社と南部川村森林組合、オーミケンシ(株)の3者共同研究開発)

3.経営革新の具体的内容
研究開発を行ってきた結果、平成13年に商品化に成功し、4月より婦人アウター等の生産を開始し、試作販売を行っている。また、ホテルの浴衣など好評を博しており、今後本格的に販売し、並行して用途別に応じた商品開発も行い、経営の向上を図る計画である。ニット生地の素材として「紀州備長炭繊維」を使用したもので、レーヨン繊維(木製パルプを使用した環境にやさしい繊維)に炭を練り込んでいるところが特徴であり、健康面に配慮した商品が注目されている中、紀州備長炭の特性機能(消臭性、保温性、心身のリラックス、老化防止があるとされるマイナスイオン等)を付加した繊維で、受注単価のアップが図れ、収益性の向上が図れる。

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