光学ガラス研磨スラリーのリサイクル商品の開発
経営革新支援の手引き

1.企業の概要
 1)会 社 名:有限会社羽富光学

 2)資 本 金:800万円

 3)従業員数:5人

 4)業種:光学機械用レンズ・プリズム製造業

 5)売 上 高:60百万円

 6)所 在 地:茨城県取手市

 7)経営革新のパターン: 新商品の開発又は生産 
                  役務の新たな提供の方式の導入その他の新たな事業活動


2.既存事業の概要
昭和47年の創業以来,大手カメラメーカーが,設計組立を行う光学レンズの中間工程を受け持つ企業である。双眼鏡,カメラ,天体望遠鏡などの直接的な視覚補助具的レンズの組み合わせを基にした光学レンズ研磨業は,光学機器メーカーのアジア進出やアジア企業の台頭,医療等の分析機器やCPUウェファーへのレジスト処理装置へと光学レンズ製品の高度技術移転が進行するなか,光学レンズからプラスチックレンズ,研磨から鏡面金型加工などへと,量産化技術による製造工程が変化した。このような環境変化が厳しい状況であったが,これまで培ってきた当社の研磨技術は,付加価値の高い一眼レフカメラや特殊用途レンズなどの高級レンズ研磨専門企業との認知度が高まるとともに,企画開発途上の試作研磨も受注する企業へと発展してきた。

3.経営革新の具体的内容
新工場の建設に伴い,作業スペースの拡大,騒音・振動・廃棄処理エリアの確保など作業環境を改善するとともに,CADの導入などのIT化・ISO取得による品質保証制度の構築等により,作業効率と製品技術の向上をめざす。また,光学ガラス研磨により排出される研磨分(スラリー)をガラス製品にリサイクルする技術を開発し経営革新を図るものである。

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業種別・目次
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