トップページ 出版物 平成22年度版 中小企業施策総覧 第2部 個別中小企業施策/第1編 経営サポート第12章 連携・共同化の推進/第3節 有限責任事業組合(LLP)

中小企業施策総覧

第12章 連携・共同化の推進

第3節 有限責任事業組合(LLP)

有限責任事業組合(LLP)は、参加する組合員が個性や能力を発揮しながら共同事業を行うことができる新しい組織形態です。

1 共同事業のための新しい事業体制度の創設

海外では、ベンチャー企業や中小企業の連携、高い専門性を有する個人同士の連携による共同事業を振興するため、LLP(Limited Liability Partnership:有限責任事業組合)やLLC(Limited Liability Company:有限責任会社)という事業体制度が整備されており、大きな効果を上げています。

これらの事業体は、株式会社のように出資者が有限責任であると同時に、組合(パートナーシップ)のように内部組織が柔軟に設定でき(内部自治)、かつ、事業体に課税されず構成員に直接課税される(構成員課税)という特徴を有しております。

そこで、平成17年8月に「有限責任事業組合契約に関する法律(LLP法)」を制定し、3つの特徴を持つ、共同事業のための新たな事業体制度を創設しました。

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2 有限責任事業組合の内容

図表1-12-7 有限責任事業組合のイメージ[1]

(想定例 中小企業の連携 金型メーカーと成形加工メーカーの連携)


有限責任事業組合のイメージ1

高い技術力と目利き能力を持つ金型メーカーA社、3次元CADを使い高度な設計のできる金型メーカーB社、エンジニアリングプラスチックの材料技術に詳しい加工メーカーC社、多様な材料の成形加工技術を有するD社が、共同で高性能自動車部品を開発・製造する。(LLPを活用するメリット)


図表1-12-8 有限責任事業組合のイメージ[2]

(想定例 個人による共同事業 ソフトウェアの専門人材集団)

有限責任事業組合のイメージ2

プログラミングやグラフィックデザイン、セキュリティ、営業等の分野で専門的な能力を有する専門人材が集まって、ソフトウェアの共同開発販売事業をする。(LLPを活用するメリット)

≪問い合わせ先≫ 経済産業省産業組織課 TEL 03-3501-6521(直通)