中小企業の創意工夫による地域の活性化を!
「元気なモノ作り中小企業300社」刊行に当たって
我が国経済は、民需主導で堅調な景気回復を続けています。国際競争力のある製造業が牽引していますが、それを支えているのはモノ作り中小企業です。こうした中小企業の皆様の躍進が我が国の成長力につながっているのです。
他方、地域や企業規模による格差が見られ、景気回復を実感しにくい状況にあります。この格差の固定化を防ぐため、政府は、「成長力底上げ戦略」を取りまとめました。これは、経済成長を支える基盤の整備や中小企業の生産性の向上を図ることにより成長を促そうというもので、とりわけ中小企業の底上げのため、「生産性向上プロジェクト」により中小企業の取組を多面的に支援していくこととしています。
昨年、活躍する我が国のモノ作り中小企業の姿を具体的に紹介するため、金型、鋳造、めっきなど基盤的な技術において世界的なシェアを持つ企業や、他社にはできないニッチ分野に特化する企業などを「元気なモノ作り中小企業300社」として発表しました。これに対して、マスコミを始め大きな反響があり、中小企業の方々からも、志気の向上に役立ったと喜んでいただきました。
この度、昨年に引き続き、「元気なモノ作り中小企業」の紹介をするに当たり、さらに対象を広げて、地域資源を活用した製品で地域経済に貢献する企業や、意匠やデザインを活かして市場を開拓した企業などもあわせて300社を選定しました。
今回選出されました中小企業300社の皆様にはさらなる前進を期待してやみません。また、後に続く多くの中小企業の皆様の一層の奮起を祈念しています。
平成19年6月
経済産業大臣 甘利明

