平成16年7月26日
経済産業省
中小企業庁
1.協議会活動の成果拡大
計画完了:137社(5/10)→175社(現在)
当省は、全国47都道府県に「中小企業再生支援協議会」を設置し、再生に取り組む中小企業に対する助言や再生計画の策定等の支援を行っているところ。
昨年2月以降、4,294社の企業からの相談に応じ、うち175社の再生計画策定が完了し、258社は計画策定支援中。その結果、13,792名の雇用が確保されるなど、着実に成果があがっている。
2.再生計画策定完了案件の特徴
○多様な手法の広がり
金融機関による債務の株式化(DES*1:デット・エクイティ・スワップ)や金融機関による借入金の資本的劣後ローンへの転換(DDS*2:デット・デット・スワップ)などの高度な手法が、地域の金融機関にも活用されるようになるなど、多様な手法が広がりをみせている。
・金融機関による債務の株式化(DES):2社(全て4月以降)
・金融機関による借入金の資本的劣後ローンへの転換(DDS):3社(全て3月以降)
(※1)DESとは、債務を株式に交換すること。金融機関が債務者企業の再生支援のために、貸出債権の一部を株式に転換することによって、債務者企業の過剰債務を圧縮し、自己資本比率を改善させることができる。
(※2)DDSとは、金融機関が保有する貸出金の一部を資本的劣後ローン(返済順位が通常ローンに比べて劣後するローン)に変更する手法。一定の要件を満たせば、債務者企業の自己資本がDDS実行分だけ実質的に増加する効果がある。
○ファンドの活用
中小企業基盤整備機構の出資により各地に設立された地域中小企業再生ファンドをはじめ、中小企業再生ファンドを活用した資金調達や債権買取等の金融支援が増加している。
・中小企業再生ファンドが株式や社債の引き受けにより資金投入:5社(うち3社が3月以降)
・中小企業再生ファンドが金融機関から債権買取と債務免除を実施:2社(全て4月以降)
○金融機関持ち込み案件の増加
協議会の公正中立な立場での計画づくりや他の債権者との調整機能が高い評価を受け、金融機関からの持ち込み案件が増加傾向を示しており、全体の3分の2を占めている。
88社(全体の64%[5/10])→117社(全体の67%[現在])
○再生計画策定支援の裾野拡大
これまで再生計画策定完了実績がなかった3県において、計画策定が完了した。
(福島県、滋賀県、香川県)
<資料>
○相談取扱い企業数と再生計画策定案件の推移 (PDFファイル)
○中小企業再生支援協議会の活動実績(H16.7.26)(PDFファイル)
○協議会への相談企業(4,294企業)に対する対応状況 (PDFファイル)
○第138号案件〜第140号案件について (PDFファイル)
○第141号案件〜第150号案件について (PDFファイル)
○第151号案件〜第160号案件について (PDFファイル)
○第161号案件〜第170号案件について (PDFファイル)
○第171号案件〜第175号案件について (PDFファイル)
(お問い合わせ先)
中小企業庁経営支援課
担当者:恒藤(つねとう)、宮原、水口(みなくち)
電 話:03−3501−1763(直通) |
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