資料04  BCPの有無による緊急時対応シナリオ例

(7)製造業(火災)

 

BCP導入なし企業

BCP導入済み企業

想定

●自動車用部品等のプレスメーカー(従業員30名)。
●夜間、工場の通用口付近で不審火と思われる出火あり。

当日

●周辺住民が火災を発見。119番通報する。
●消防隊が到着、工場建屋が半焼する。
●深夜になって消防署から社長宅に連絡が入る。
●火災と消火水により、パソコンが損傷し、重要データが喪失。

●周辺住民が火災を発見。119番通報する。日頃の交流があったため、住民から社長の自宅に電話連絡が入る。
●消防隊が到着、工場建屋が半焼する。
●社長と会社幹部が現場に駆け付ける。重要顧客への連絡、周辺住民へのお詫びを手分けして行う。
●火災と消火水により、パソコンが損傷し、重要データが喪失。

数日間

●翌日から被災状況を調べ、後片付けを始める。
●顧客から、受注済みの部品の納期を尋ねられが、目処が立たないと答えるのみ。
●1週間後、同顧客から発注を他会社に切り替えたとの連絡あり。
●データのバックアップが無かったので、その再構築に2週間を要す。

●翌日、被災状況を調べ、復旧の目処を顧客に連絡。
●復旧までの間、協力会社に代替生産を要請。
●データのバックアップを取り耐火金庫に保管していたので、システムは直ぐに復旧。

数ヶ
月間

●3週間後、金融機関から融資を受けて生産設備は復旧するも、受注は戻らず。
●会社の規模を縮小、従業員の7割を解雇。

●2週間後に全面復旧。
●建物と設備の復旧費用の大半を火災保険でカバー。

 


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